ブログやってんのに、何言ってんだw
って感じですが、ブログは好きなこと書いていられるので良いんです。
このブログの記事が人に迷惑がかかるようなこともないだろうし、気楽にできるので多分これからもずっと続けていくことでしょう。
僕の言う文章は、ライターとしてお仕事として書いていた文章のこと。
Contents
文章を書くのが好きじゃないかもと気づいた
僕はWebライターのお仕事をもらっていたこともありましたが、今はやっていません。
結論から言うと、苦痛だなと感じたから。
書く以外の面倒な事はしたくない。
そして
淡々と事実だけを書く文章は好きじゃない。
この二つが、僕がWebライターの仕事から撤退を決めた理由です。
書くのが得意な方かも!
ライターならできるかも!
と、最初に記事作成から副業をはじめる人が今は多いと思いますが、その大半は続きません。
なんでかって、普通に考えて今まで文章を書く習慣のない人が、定期的に指定の記事を仕上げて納品するって、想像以上に大変だからです。
自分が興味のないことを調べて記事書いて何度も修正する作業は実際にやると手間がかかる。
片手間でちゃちゃっとはできないです。
少なくともはじめたばかりの頃は無理だと思います。
本を読む習慣があって、元々小説を書いたり、メルマガを配信したり、趣味でブログやってた自分でさえ、始めた当初は3000文字の記事をひとつ納品するのに1週間かかっていました。
基本的なWebライティングの書き方のコツを掴むまでが、最初の難関だった気がします。
とはいっても、それは初心者なので当たり前だと割り切っていました。
記事を書く以外のものを求められる
最近はクラウドソーシングをやろうとしている人口が増え、ライター人口も増えました。
競争が激しくなっています。
そうなると、募集をかけている側は多少金額を安くしても雇ってくれ!と言う人がわんさか来るわけで。
最初は書くだけだったのに、画像選定やら、タグ付けやら、他関連記事へのリンク作成やら、Twitter投稿やインスタから必要なもの引っ張ってこいやら、文字の装飾やら、Wordpressへのアップロードやら……
と条件をどんどん付け足しても、やります!って人がいる訳です。
記事書く以外のところに時間がかかるんですよね。
僕はそれが苦痛でした。記事だけ書かせてくれよっていう。
その記事を書くだけにしても、ライターの足並み(レベル)をある程度揃えるためのルールが増えていく。
それらのルールは契約する会社毎に違うので、いちいちルール確認から入るわけですが、それがもう本当に面倒!
初心者だと大体文字単価0.1~0.5円位でスタートする人が多い気がします。
たとえば副業として、3万稼ごうとしたら0.4円だと5000文字2000円×15記事ですよね。(実際にはシステム料かなんかが引かれるのでもっと少ない)
最低2日に1記事。
これが、最初はできると思うんですが案外続かないんです。
そりゃそうですよ。今まで毎日数千文字の文章を書き続けることなんかしてこなかったんだから。
そうして僕は、薄々気づいていたことを認めるわけです。
僕は書く以外の面倒な事はしたくない。
だけど、最初に記事を書くことを選んだ過去を後悔はしていません。
三ヶ月愚直に書いたけど…
とりあえず数をこなしていこうと考えました。
マイペースでいいから、とにかく納品しようと。
でもね、全然筆が進まないんですよ。
最初は7日に1記事(3000字)位遅かったです。
続ける内に3日で1記事(8000字)位にはなったけど、もうしんどかった。
特に苦手なジャンルが目に見えて進捗が悪かったです。
そういうのがダイレクトに分かるから「才能ないのかも…」と落ち込んだり。
ずっと書き続けるのかと思ったら憂鬱な気持ちになりました。
とてもじゃないけどライターとしてはやってけないと思って、契約していた会社に一旦休ませてくれと連絡しました。
今は好きな時に好きな案件やっていいよという気楽な契約になっています。
でね、これを読んでいる人の中には、やってみたけど向いてない!無理!ってなった人がきっと居ると思うんです。
そして、参入しやすいライターが無理だったらどうすればいいの?って困っている人も居ると思う。
落ち込むけれど、挑戦したことで分かったこともあるよね。
挑戦して失敗したー!で終わりにしないで、次に活かしていきませんか?
ライターとして活動したことで自己分析できた
正直、一番初心者がはじめやすい記事作成が向いていないと気づいてしまった当時の僕は絶望していました。
僕は既に仕事を辞めていたし、健康的な心身を取り戻すことと、そのためにストレスを抱えずに稼ぐ手段がほしかったんです。
仕事やめた話はこちらから↓
だから1つの失敗でも深くダメージを負っていました。
けど、上手くいかなかったなりに、自分の得意不得意、そして性質に気がつくことができたんです。
①それなりのレベルの文章は書ける
お仕事として書いた記事の評価は自己評価に比べて随分良いものでした。
文章はそこそこ正しい日本語・文脈で書けていたからでしょう。
その理由は本を読むことが好きで、読み解くことやまとめが得意だったからだと思います。
また比較的説明や解説などを交えた文章は分かり易いと言われることも多かったので、これは今後活かせる能力ですよね。
②文章が書ける=好き、ではない
しかし文章が書けると言っても、それは平均よりも得意というだけ。
好きかと言われれば好きじゃない。
苦痛に感じていた時点で、クライアントに定期的に記事を納品するような仕事は無理だろう、と判断。
苦に思わないことの中からやれることを探すべきだと考えました。
③僕は自分が得意なこと以外の書くペースが遅い
納品した記事の中でも結構書くペースにムラがありました。
具体的には、苦手なジャンルは締め切りギリギリまで何度も書き直していましたし、得意なジャンルは数時間で書き上げられる。
そんな風に偏りが激しかったです。
それでも諦めの悪い自分は、果敢にも苦手ジャンルを攻めてみたりしたのですが、結果は散々。(勿論、何度も手直ししてOKもらえるまで粘りました。お金もらっているので)
それも一向に進歩が見られなかったこと・精神をどんどん蝕んでいったことが原因で諦めて方向転換を決めました。
④面倒な工程が入ると萎える
記事作成で一番いやだったのはSEO対策なのか同じキーワードを大量に文章に入れないといけなかったこと。
本文には
3キーワード×20
2キーワード×15
1キーワード×30
タイトルにも5つ以上…など
このくらいならまだ易しいです。
もっと酷いのだと、50回以上も本文に組み込む必要のあるキーワードがあったりします。
文字数に対してのキーワード数が異常に感じることが多くて、ふざけてんのか?と問い詰めたくなったときもあります。※丁重に問い合わせをしました。
そして、先ほど書いた内容とかぶりますが、Twitterやインスタからの引用やリンク作成など。
契約したときはそんなのなかったじゃん!記事本文以外は別料金じゃないの?って感じでしたね。
⑤稼ぐまでの切り売りが酷い
まず足下を見た値段設定が多く、1文字辺りの単価が安い案件が多いんですよ。
過去一で酷かったのは20記事1000円。
1記事50円なんて初心者でも受けないよね!?って思いましたが、超初心者かつ自信のない人をターゲットにしてるんでしょう。
で、記事以外の面倒な作業もある。
そうなると、1記事1時間とかじゃ終わらないわけで。
何より大抵のところは書いた記事は納品した会社の物になるので、自分の名前で残るモノがありません。
時間の話も権利の問題もそうですが、これはあくまでも単価が上がるまでの間の話。
けれど、文章を書くのが苦痛であれば、いつか限界が来ると思います。
⑥情熱を注げない
記事の納品をしていて思ったことが2つあります。
一つは他のサイトと同じ内容ばっかり。
もう一つは情熱がないってこと。
SEO意識してるのは分かるし、他メディアが網羅しているような記事を量産するのも、理解はできます。
誰でも読める文章は多分、書き手の個性も個人的な解釈も必要ない。
むしろ情熱は邪魔になってしまうから、冷静に情報を処理してまとめてくれるライターさんこそが優秀なWebライターさんだと思うんですよね。
僕はそれができない。
正確には、できるけど苦痛を感じていた。
いつだって納品する記事は熱が入ってしまうから、わざわざ書き終えた後にWebメディア用に書き直す作業をしていた。
この時点で、Webライターに向いていなかったのかも。
いつだって伝えたいことがあるし、誰かの役に立ちたいし、誰かの背中を後押ししたいし、熱意を持って言葉を発信したい。
僕にとっては温度のない文章を書くのは、壁に向かって独りごとを言うようなものだった。
得意なことで戦おう
本音を言えば、めげそうでした。
自分が得意だと思っていたものが全然で、僕には特殊なスキルもない。
学生みたいな若さもない。
ついでに職もお金もないw
でも、そこで諦めてしまったら本当に僕は負けっ放しです。
ライターが無理だと気づいてすぐに、メルカリとココナラに力を入れはじめました。
メルカリは初月1000円とかしか売れなかったですが、今はコンスタントに少ない月(ほとんど出品していない月)でも5000円の利益。
多い月だと2万円超える時もあります。
ちょっとずつ手応えを感じていますし、特に今は特別仕入れや毎日出品などもしていないため、まだまだ伸ばせると思っています。
ココナラでは現在、文章の読み解きが得意という部分を活かして、小説の添削を行っています。
こちらは平均単価が初期より2000円ほどアップし、今のところおひねり率90%、リピーターもできました。
スローペースなので月の売上は多くないですが、今は予約待ちが発生しています。
文章を書くのは好きじゃなかったけど、小説を書いたり読んだりするのは好きで得意なので、ある意味天職かもしれません。
僕は相手が価格を決めたモノを売るより、自分でサービスを作って売る方が得意みたいなので、今後も細かく試していきたいと思います。
書くのが得意じゃなくても大丈夫
僕と同じようにライターとしてうまくいかなくても、諦めないでください。
物事にはいろんな側面があります。
ライターとして求められている仕事ができないからといって、文章関連の仕事が全てダメ!ということにはなりません。
書くのが下手でもブログやアフィリエイトで成功している人も居ます。
彼らは諦めずに、足りない文章力を図解や、熱意の籠もったメッセージや、ストーリー性のあるエピソードで補っています。
動画や音声で補足する人も居ます。
今の持てる能力でできる手段を探すこと。
これが今後必要とされる能力だと思います。