生き方と考え方

他人が得するのが許せない人が増えている

今日は

損得勘定してしまう!

自分が損するのが嫌!

利用されたくない!

だから、相手がくれたら返すけど、自分からは与えたくない!

そう考えてモヤモヤしてしまう人へのお話です。

Contents

僕は損するのが嫌だ!

僕は元々結構ケチだと思います。

買わずに貸してもらおうとする人とか、どういう神経してるんだろうかと思ってます。特に消費するものとかね。返ってこないしね。

無料でもらえるって書いてあったのに、僕だけもらえなかったら嫌です。

スーパーでも今日買った物と同じ商品が次の日安くなってたりするとぐぬぬ…ってなりますよ。

心が狭くてすまんな!

でも、それって珍しいことじゃないし、更に言うと、僕はこんなこと言うけれどGIVEの人だと言われることが多い。

…どういうこと???

損したくない僕がGIVEしている仕組みは順番に説明していきますね。

損得勘定は悪いことなのか?

まず、損得勘定自体がいいことなのか悪いことなのか、というのが一つの定義になると思います。

始めに言いますが、損得勘定を一切しないことは不可能です。

僕らは心のどこかで計算している所があるけれど、それは生きるために必要なこと。

商売している人や営業している人なんかは毎日損得勘定しているでしょうし、それ自体は悪いことではないのです。

問題は「損得」に振り回されている自分の考え方。

それは本当に損している?

そもそも、損だと思っていることは現実なのかを考えていきましょう。

例えば僕が買ったジュースを友達が一口飲んだ、これは僕が損をして相手が得をしていますね。

では僕が買ったはさみを友達が使った、これは僕、損してますかね?別に減ってないですし、相手が得しただけですね。

ボックスティッシュ無料配布と書いてあったのに僕だけもらえなかった!損…してる?無料配布という文章を読んで「勝手にもらった気になっていた」から、もらえなかったときに落胆が大きいだけなのでは…?コレも別に僕の資産が減ったわけではないので、損してないですね。

最後には牛肉、スーパーで低下で買った翌日、特売で20%オフ!これは損した気分になりますよねー…しかしこれも実際は損していません。僕は定価で買ったのですから、値上げされない限りは損ではなく適正価格です。つまり、偶然安く買えた他人が得をしただけです。

4つ例を出しましたが、違いがわかりましたか?

きっとね、損したくないっていう人の大半は、他人が自分より得することが許せないだけだと思うんですよ。

奪う人にならないでほしい

損したくない、他人が自分より得するのが許せない…こういう感情に支配されるとどうなるか想像できると思います。

相手のことなんかどうでも良い、自分の方が大事だと思った途端、奪う人になります。

飲みに行ったときの各自の支払金額
プレゼントの金額
お土産の数
無料でもらえるもの

そのくらいならまだマシですが、他人に一円もかけたくないとか、相手の時間を平気で奪うようになったら、それは間違いなく奪う人になっています。

奪う人は敬遠されます。

だって、一方的に相手から搾取するような人は強盗と変わりません。

むしろ自覚がない分、強盗よりタチが悪いとすら思います。

自分の分を奪われたくないなら、相手から奪うのもやめましょう。

悪循環にしかなりません。

「損したくない」とGIVEは相対していない

では、損したくない僕はなぜ与える人側なのかと言えば、奪いたいわけではないからです。

相手の資産を搾取したい訳じゃない。

相手の幸せを壊したいわけでもない。

むしろ、喜んでもらえるなら頑張っちゃう。

自分に大きな損がないのであれば、ですけども。

だから、他人の幸せは素直に喜べるんですよね。

つまり、損したくない=奪う人ではないということです。感情に振り回されなければ、ケチでも与える側になれるんですよ。

「与えたものは返ってくる」はホント

「相手に与える必要はないでしょ」とか「相手が得してるのもむかつくでしょ」って人もきっといると思います。

それでも言いたいのは、与える人になればお互い得しかしないってこと。

与えた時点で相手は嬉しい、お返しくれたら僕も嬉しい=WinWin

めっちゃええやん(語彙力)

打算的に見返りを期待したものはGIVEじゃないですよ?

相手にとって価値のないもの、相手のためにならないことをGIVEしても意味がありません。

相手が喜ぶGIVEをしていると、いつか自分に返ってきます。

僕は自分が損しない程度の小さな事をたくさんGIVEしていますが、それでも充分得しています。

 

参考までにGIVEするとどんな良いことがあるのかについて、詳しくかいてある記事はこちらから↓

好かれたいならGIVEの人になれ!大人気の友人を分析してみた世の中の人を見渡すと、「みんなに好かれたい」と考えている人が多い印象がある。 僕も、嫌われるよりは好かれている方がいいなぁとは思っ...

GIVEは良い相互関係に繋がる

時間の提供、相手がほしい言葉の提供、悩み相談や手助け、当たり前の努力、あえて雑用を引き受ける…どれも相手のことを考えてしたことはGIVEになります。

どれも損はしていません。

GIVEするのはお金じゃないからです。

相手は得をしたり助かったりしたので、自分より相手のことを考えて動いた僕を評価し、感謝し、手助けや物品でお礼をしてくれています。

たいしたことはしていないのに、勝手にリターンが戻ってくる事を考えると、総合的に見たら得してると言えるのではないかと思います。

これなら損したくない人でもできますよね、得するんですから。

このように、相手に利益を先に与えることで、いつか自分に戻ってきます。お互いがお互いのために何かするという構図が自然にできあがれば最高です。

まずは自分から誰かを幸せにしましょう!