よく「モチベーションがあがらないんだよ~」みたいなこと言ってる人、周りにいませんか?
そもそもモチベーションって何?
なんとなくのニュアンスはわかるけど…
という人も多いと思うんですよね。
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モチベーションの言葉の意味
・ナビゲート ビジネス基本用語集の解説
人が行動を起こすときの原因、すなわち動機を意味する。組織の中では仕事への意欲を指し、意欲を持つことや引きだすことを動機づけと呼んでいる。 モチベーションは個々人の意識に関する概念である。
・デジタル大辞泉の解説
1 動機を与えること。動機づけ。
2 物事を行うにあたっての、意欲・やる気。または、動因・刺激。
・人材マネジメント用語集の解説
モチベーションとは、人が一定の方向や目標に向かって行動し、それを維持する働きを意味し、「動機づけ」「やる気」とも呼ばれ、人間の行動がいかにして始動し・方向づけられ・維持され・停止していくのか、そしてこれらが進行する過程でどのような反応が人間有機体の内部に生起するのか、を説明するのに考えられた概念であるとされている。
要約すると
大筋の意味は
「人が行動を起こすときの動機」
「一定の目標などに向かって行動し、それを維持する動き」
ということですね。
モチベーションが上がらない原因は?
やる気が持続しないと効率は悪くなります。
ですから、できる限りモチベーションが高い状態で物事を進めることが大事になってきます。
ではモチベーションが下がる原因はなんでしょうか?
・やっても自分にメリットがない
・一緒に頑張る仲間がいない
・周りが邪魔してくる・周りと考えが合わない
・周りに認めてもらえない
・達成するまでの作業時間や期間が長い
・内容がおもしろくない
・身体的・精神的疲れが溜まっている
・気が散る、集中できない
・自信がない、不安がある
このような原因を「モチベーションが下がった」という言葉で一纏めにしていることが多いと思います。
モチベーションの管理法
やらないといけないことができなくなる、スピードが遅くなってますます嫌になる、というのがモチベーションが落ちたときのデメリットだと思います。
それでは、モチベーションを上げて維持するにはどうすればよいのでしょうか?
①目標と動機をはっきりさせておく
何のためにやるのかわからない作業はやる気が出ないですよね。
自分の目標達成に必要なことだと思えば重い腰も上がるはず。
まずは目標となぜそれを達成したいのかという動機を明確にして、紙に書いておきます。
モチベーションが下がったら、目標を再確認するようにしましょう。
②やることを細分化しリストにする
やることに追われているときは特に、何をやればいいか一目でわかるリストを作りましょう。
そのときはできるだけ細かく項目を作る方がいいです。
たとえば今日やりたいことの一つが「ブログを書く」だったとします。
これだと、まだ項目が大きいので細分化してきましょう。
ブログ記事を書くのであれば、
・ブログのメインタイトルを決める
・ブログの見出しと構成を決める
・メモ帳にブログの本文を書く
・wordprssに張り付けてレイアウト
・アイキャッチの画像を決めてダウンロード
・アイキャッチ画像のサイズ調整と設定
・本文見直しして誤字修正後、公開設定
これだけやることがあるのに、「ブログを書く」だけにしてしまうと、半分終わっていたとしてもブログを書いて公開するところまでできていないため「ブログの更新ができなかった」という認識になってしまいます。
0か100かだと、もし0だったときにモチベーションが一気に下がりますし、どこまで終わっているのか明確ではないので、次に再開するとき取り組みにくいと思います。
ちゃんと細分化されたリストになっていると、今日はここまでできた、と前向きにとらえられますよね。
また乗り気でないときも、これだけ細かくしておくと「文章書く気にならないけど、アイキャッチ画像だけ探しておくか…」と手を付けやすくなります。
目に見えるリストになっていると、やることだけに集中できるのでおすすめです。
③達成した時のご褒美を用意する
達成した時のご褒美を用意するのも効果的です。
例えば今日の〇時までにリストの中から〇個達成したら、これをしてもいい!など、期限と達成のラインをはっきりさせます。
例えば僕はYoutubeで動画を見るのが好きです。
ゲームをするのも好きです。
おいしいご飯を食べるのも好きです。
今日の午前中に〇個できたら、好きな動画を1本見る!(5分から15分程度)
午後にここまでできたら、ゲーム20分していいよ!
短い期限のものはご褒美も小さいことにします。
そして長期の目標の達成時はご褒美をもう少し豪華にしています。
1週間でこのラインまで出来たら、カラオケ3時間
1か月でこれまでできたら、水族館でのんびり
こうやって、やりたいことなどをご褒美にぶっこむことで、自分のお尻を叩いています。
リストを完了させることで、自分にとっていいことづくめなんだという形をつくることで、楽しんで取り組めるようにしています。
逆に罰ゲームの方がやる気が出る人は、達成できなかったら罰ゲームにするのが良いですね。
④疲れているときは自分の得意なことを優先する
どうしても疲れているときなどはありますから、そういう時は得意なことをしましょう。
ただでさえ疲れでモチベーションが下がって効率が悪い時に、苦手なことややりたくないことをするとさらに気分が落ち込みます。
なので、5分程度で終わる短いタスクや得意なタスクをやって、これ以上モチベーションが下がらないようにします。
そして達成できた時は自分を褒めてあげましょう。
⑤気が散らない環境に整える
集中できないと効率が落ちます。
集中できないときは何かしら気が散ることがある場合がほとんどだと思います。
例えば周囲の煩さが問題なら音楽を聴きながらやるとか、仕事中だというなら耳栓をするのもいいと思います。
「音が気になると集中できないので…」とあらかじめ言っておけばダメとは言われないです。
気づくと別のことをしているという人は、デスクやパソコン周りが散らかっていることが多いです。
目に見える範囲、手の届く範囲に、趣味の道具や本など興味を惹かれるものは置かないこと。
また視界に入るものが多くてごちゃごちゃしていると目が疲れやすいです。
スマホを定期的にチェックする人は、仕事以外は手放しましょう。
1時間電源を切るでもいいですし、サイレントにして見えないところに置いておくでもいいです。
スマホも構い始めると、ついついだらだらSNSを見てしまったりするので時間の浪費になります。
⑥ルーティンに組み込む
ブロガーならブログ記事を書く、アフィリエイターなら広告のチェックと張り替えなどは毎日やっていると思います。
毎日やることは時間帯を決めて、その時間は必ず作業するなど日常のルーティンに組み込んで習慣化します。
朝がいい人は朝起きて〇時間とか、10時から12時とか、夜がいい人は夜でもいいです。
できるだけ毎日同じ時間がいいので、予定が入る可能性のある時間はさけるのがいいでしょう。
自分にとって「この時間の作業が捗るなぁ」というのはなんとなくでもわかりますよね。
⑦休むときはちゃんと休む
睡眠の時間を削って頑張ってしまう人は、休む時間を必ず確保してください。
すごく調子が良くて没頭するならいいのですが、本調子でないのに頑張るとか、毎日睡眠時間を削るとか、今は良くてもいつか限界が来ます。
十分な睡眠をとらないと集中力が落ちます。
集中できない作業は本来より効率が落ちますから、それならしっかり寝てはっきりした頭で作業する方がよいでしょう。
寝ることで気分が切り替わることもあります。
それから食事の時間を削るのも良くないです。
食事は体を作るためには大切なことですし、ご飯の時間を削らないと間に合わないほどの作業量はそもそもキャパオーバーです。
一つ一つの作業を最適化してかかる時間を削減する方法を考えて実行してください。
そうすれば、今は無理でも半年後や1年後には今より量をこなせるようになっている筈です。
モチベーションを味方につける
プライベートはともかく、仕事をしているときの管理は必須ですよね。
会社員にしろ、自営業にしろ、
仕事の対価にお金をもらっている以上はプロです。
「モチベーションが下がったから仕事ができない」ではなく、「モチベーションが下がらないように維持する」ことにして、楽しみながら目標へ向かっていけるように整えることがベストなのではないでしょうか。