7月に起こった悲劇(笑)の記録です。
皆さん知ってます?
マンゴーってアレルギー出るんですよ!!!!!
僕ははじめて知ったとき、驚愕でしたわ。
既に体験した人も、まだ経験のない人も、マンゴーアレルギーは突然発症するので、そんなんもあるんやなぁ…と読んでみてくださいね。
Contents
なんでマンゴーでアレルギー???
実際になるまで知らなかったのですが、マンゴーはウルシ科。
つまり漆かぶれになる人は発症する可能性があります。
「食べたことあるから自分は大丈夫でしょ~!」
そう思うよね。
僕もそう思ってたんだ。
マンゴーアレルギーは体調が悪いとき、免疫力が下がっているときにだけ症状が出ることもあるんですよねぇ。
僕は子供の頃、父の会社の人から毎年送られてきていたマンゴーを欠かさず食べていたのですが、一度も発症しませんでした。
アレルギー症状が出たのは20歳くらいの頃と今回だけです。
なので、今までならなかった人の中にも、実はアレルギーだけど今のところ発症してないという人も結構いると思います。
マンゴー味の食品では今のところ大丈夫そう。
が!過去にマンゴーゼリーでアナフィラキシーショックを起こした例があるらしいとネットで見たので、体調が悪いときはマンゴーの果汁が入った製品もやめておくのが無難。
ただそれ以外で命に関わるほどの事例は今のところないようです。
知らない人も多いので「マンゴーで唇かぶれたんだけどwww」って話をするとだいたい笑われます。
僕も聞かされる側だったら笑うわ!w
マンゴーアレルギーは治るまで大体1~2週間
今回は2度目だったので、唇がむずむずしはじめた瞬間に「やっちまったなぁ…これは仕事休まないとダメだなぁ」と冷静に考えていました。
はじめてなったときは原因が分からなかったので、恐怖ですぐ病院へ行った覚えがあります。
マンゴーアレルギーは個人差はあるものの、平均で1~2週間程度の症状が現われます。
症状としては主に唇の周りがむずむずしはじめ、ブツブツができて、唇が腫れて、猛烈にかゆくて、そこそこ痛いって感じですね。
軽度ならマンゴーの液が触れた唇だけで済みますが、唇周り、鼻、目の周り、耳、指、などなど…広がる場合もあります。
基本的に顔面に症状が出るので、接客業だと致命的ですよね。
マスク付けてでも出勤しようか迷ったのですが、唇に擦れるのが痛すぎて無理でした。
あんなん付けて仕事してたらたぶん発狂する。
そのくらい無理。
発症から完治までの記録
0日目の夜、マンゴーを切って食べる。
1日目の夜、むずむずし出す。おや?と思うが、基本的にどうしようもないことを知っているので、悪化しませんようにと祈る。
2日目の夜、朝7時、既にかぶれ始めており、唇全体がはれぼったくなる。
2日目の夕方、かゆさとぴりぴりする痛みで仕事に集中できなくなってくる。
2日目の17時前、皮膚科受診。雑に薬を塗られる。痛くて先生を殴りたい衝動に駆られる。
2日目の18時頃、唇全体にブチブチした水疱みたいなきものができはじめる。悪化しそうなので、ビタミンB2を含む食材を購入し、急いで帰宅。体調を整えるため、21時就寝。
3日目の朝7時、黄色っぽくなっている箇所が目立つ。水疱が潰れたのか何なのか。ただ、唇を動かすと痛い。休みなので薬を飲んで家のことをする。
3日目の昼、唇から外れた場所までかゆみが広がる。口周り、頬、鼻の頭、目の脇、左耳の上の方、左手の小指と小指と薬指の間。口周りが明らかにアレで、どんどんグロくなってきたので翌日の仕事のお休みを取る。
3日目の18時、唇は相変わらず。そのほかの箇所は赤みを帯びてきた。特に耳と左でのかゆさが我慢できなくて苛々。21時には就寝。
4日目の朝7時、休みだけど起床してご飯&薬。更に悪化。
4日目の正午、明日も無理。というか、数日無理なのでまとめて休みをお願いする。痛みよりもかゆみが我慢できない。顔はまだマシだけど耳と左手がかゆすぎて掻いてしまう。体力回復のため、薬とサプリメントを飲んでひたすら寝る。
5日目の朝7時、昨日と変わらず。
5日目の17時頃、ちょっと治り始めてきたかもしれない。特にすこしだけ出ていた頬、鼻の頭、目の脇辺りが良くなっている。
5日目の夜中、深夜を目掛けて24時間スーパーに買い出し。早く直したいのでビタミンBを多く含む食品を買いあさる。この頃に、唇が少し良くなってきた。
6日目の昼、明らかにマシになっている、まだブツブツは分かるのでちょっと人前には出たくないけど、明後日くらいには仕事に行けそう。
7日目の朝、予想通り、唇がかなり落ち着いた。かゆみは少しあるが、痛くはない。
8日目の朝、顔にうっすらと痕、左手だけまだ痕が残っている。でも仕事はできそう。お休みなので最後の休息。
とんで11日目の朝、ほぼ完治。うっすら跡がある程度。
つらいのはかゆみ
1回症状が出始めると正直なんにも集中できないです。
顔面だから人目も気になるし、かゆいし痛いし、苛々もします。
中でも一番辛いのはやっぱりかゆみだと思うんですよね。
だって掻いたら悪化しちゃうんですよ。
だからもう、何が何でも我慢するわけですけど、気づくと顔に手が伸びてしまう。
僕はかなり我慢強い方ですが、しんどかったですね。
何より、いつでもどこでも痛がゆいので、何をしていても集中できないことが悩みでした。
自分でできる対処法
今回、長い休みの中で色々考えてみました。
って言っても、自力でどうこうするのはむずかしいですが。
①マンゴーを食べない
一度発症したということは、これからもなる可能性があるってこと。
僕はマンゴーが大好きなのでできれば毎年食べたいけど、何回かに1回でもあんな症状に苦しめられるなら、食べない方がいい気がします。
時間もお金も無駄にするし、気も滅入る。
何より人にも迷惑を掛けてしまうので。
まぁもし次、マンゴーを食べる機会があったとしたら、それは会社勤めから解放されてお金も時間も余裕がある状態にしてからでないと、自分の首を絞める結果となるよな、と。
マンゴーを食べない。マンゴー味のものも控える。
どうしても我慢できないときは、自分が元気なときに限定して食べましょう。
②病院で塗り薬をもらう
一番良いのは唇にぴりぴり、むずむず、という感覚が出てきたら早めに病院に行くことです。
土日祝にかぶると診察してもらえない場合もあるので、特に週末頃に感じたときは無駄足かもしれないとか余計なことは考えずにさっさと行きましょう!
薬を塗っても防げるワケではないですが、いくらかマシにはなります。
充分メリットがあるので、迷わず病院へ!
③ビタミンB2を摂取する
唇が痛がゆいので、食欲ないんですけど!って人も居ると思うんですよ。
でも、きちんとご飯は取りましょう。
そのときには皮膚を再生する働きを持つビタミンB2を多く含んだ食物を意識して取ることが効果的とのこと。
低価格でどこでも手に入るものだと牛乳、卵、納豆、アーモンドあたりでしょうか。
その他、レバー、カレイ、干し椎茸、キクラゲ、マッシュルーム、ノリ、わかめなど。
高級なのであまりオススメはしませんが、ウナギやズワイガニもビタミンB2を多く含みます。
僕はカレイで雑炊を作って食べたり、納豆+卵を食べたり。
あとはレバーも買いました。
牛乳もその期間だけは毎日飲んでましたね。
④睡眠を取る
体力が落ちたことによって普段発症しないアレルギー症状が出ている可能性があるので、しっかりと体を休ませることが重要です。
そのためには、睡眠を取ること。
栄養を取ってしっかり寝ることが大切。
これはそもそもアレルギー症状を出さない為の方法にもなります。
だって元気なら症状が出ない人の方が多いですからね。
アレルギーになったら無理しない
食物アレルギーは好き嫌いやわがままとは違います。
体が受け付けないモノを無理に食べたり、好きだからといってわざわざ食べる様な真似はやめましょう。
その時は大丈夫でも、重たい症状になることもありますし、もしかしたら死に繋がる可能性も充分にあり得ます。
そして本人だけでなく、周りにアレルギーの人が居る方は”お互いのために”食事の際は気をつけてあげてくださいね。
また実際にアレルギーになったときの体は普段とは違うので、無理はしないこと。
僕は接客業なので問答無用で休む以外の選択肢がなかったですが、それ以外の職種の人でも休めるなら休んだ方がいいです。
例えるなら毒を盛られた状態で出勤している状態なんで。
会社のことより、自分の体を第一にしましょう。