生き方と考え方

「努力できるのも才能」は言い訳

賛否両論ありそうな話をしようと思います。

仕事の話をすれば必ずと行っていいほど辿りつく「才能」とか「努力」の話ですが、僕は一つの結論としてまとめました。

キツめの言い方をしていますが、努力出来る人になるためのヒントも書いていますので、是非最後まで読んでみてほしいです。

Contents

成功に必須なものは「努力」

結論から言います。

厳しい事を言うと、「努力するのも才能」という言葉は”努力しない人”の言い訳です。

どんな成功者も、どんなプロフェッショナルも、最低限努力だけは絶対にしているということ。

1万時間の法則などでも言われているとおり、一つの物事へ膨大な時間を掛けた人がプロになれると言われています。

しかし才能だけあってもそれを磨かなければ圧倒的な努力をする人に追い抜かれてしまいます。

世の中のお金持ちも、稼ぐ力を身につけるために何らかの分野に特化していたり、営業力を磨いたり、得意なことを活かしながら同業の誰よりも行動して、実践を重ねてきたはずです。

ややこしいのが、当たり前の様にやっている努力を当人達は努力と認識しておらず「特に頑張っていない」という様なことを言う傾向がありまして…。

結果、第三者である僕らからは簡単そうに見えたりするんです。

日頃努力していない人ほど他人が言う「努力していない」という言葉を鵜呑みにする。

けれども、よくよく成功者を観察すると並の人には太刀打ちできないほどの作業量や、行動量をこなしているのです。

努力なしで一流になること、成功者になること、どちらも不可能だと思っています。

努力している人は基準が高い

僕らが凄いなと感じるような人達の行動量は半端ないです。

聞いても真似できないレベルが大半でしょう。

例えば1日10時間以上ピアノの練習をしている人がいたとして、誰もが真似できるかと言えばそれはないですよね。

少なくとも僕には無理です。

ですが「すごい努力ですね」とその人に声を掛けたとして、本当に突き抜けている人はおそらく「努力なんてしてないよ」と答えるはずです。

その人にとってはそれはやって当たり前のこと。

他のプロも同じだけやっている練習を努力とは認識していません。

彼らにとっての”努力と呼べる水準”は、僕らには想像できない高さにあるのです。

努力できないのは怠慢なのか?

では、中々努力できない人は怠けているからでしょうか?

それとも元々の性格や性質が邪魔をしているのでしょうか?

どちらも違います。

努力できない人は努力の仕方を知らないだけです。

没頭できるほどの好きなことに出会えていないだけです。

努力を当たり前にするための習慣化ができていないだけです。

ですから、今努力できていないからといって落ち込む必要はありません。

落ち込む必要はありませんが、一つ気を付けてほしいのが「努力するのも才能」だと言い訳している間は、努力できる人間にはなれないということ。

”努力は誰でもできる”と認識を改めた瞬間、やっとスタートラインに立てるのです。

どうすれば「努力できる人」になれるのか

まず、続けられそうな得意なことか好きなことを見つけましょう。

どちらもないという人は、単純に行動力不足ですから、これから色んな経験をして見つけましょう。

どれか一つ決めたら、まず1時間集中してやってみてください。

その間邪魔が入らないように一人の環境を作ったり、スマホの音を切ったり、音が聞こえないようにヘッドホンをしたりするのが良いですね。

10時間やる!みたいな大きな目標は続かないので、最初はできる範囲でも良いですが、回数をこなす事を意識してほしいところ。

ただ、やると決めた作業量or時間は集中してそれに没頭してください。

淡々とやるのではなく楽しみながら、楽しみをさらに見つけるつもりで。

できたことを褒めるのも、達成したことが視覚化出来る様にチェックリストやグラフを作るのも、モチベーション管理には◎

1ヶ月終わる頃には、毎日やることは習慣化されていますし、トライ&エラーを繰り返すことで失敗にも慣れている頃です。

努力するのが夢を叶える最短の道

夢を叶える一番簡単な方法が努力することだと思います。

上達への近道であることは言うまでもありませんが、ひたすらやるべき事をやったという事実は自分の自信にもつながるでしょう。

努力できる人には運も回ってきますし、周りの人も協力的です。

一つのことに打ち込む姿は時に誰かの心を動かします。

この人のためなら、と思ってしまうのです。

努力できる人を見上げるのは終わりにしませんか?

自分にとっての主人公は自分だけ。行動を起こしましょう!