情熱、と聞いてどんなイメージでしょうか?
・一つの事に打ち込むこと
・誇りをもっていること
・熱い気持ち
そんな情熱について真剣に考えてみました。
自分には何もできない、何も持っていない、と思っている人にこそ読んでほしい内容です。
※若干スピリチュアルっぽいので、苦手な方は要注意!
Contents
情熱を持っている人の方が少ない
現在は昔と比べて「情熱がある人」と「情熱がない人」との差が激しい時代になりました。
そのせいか、頑張っている人や本気でやっている人を笑う人もいたりして、悲しいなと思っています。
数年前、僕はある会社を辞めるときに人事担当の人に言いました。
「体も心も限界です。何よりも僕はこの仕事に情熱を持てません」
僕はそれまで、好きなことに携わる仕事をしていました。
だから、好きでもなく、楽しくもなく、ガチガチに縛られたルールの中で、黙々とわがままなお客様の対応をして、謎にキツイ縛りを自らに強いている先輩達に従うのも、全部が嫌でした。
人生を捧げられるような仕事がしたかったし、突き詰めて僕だからできる仕事がしたかった。
誰になんと言われても良いから、無我夢中で没頭できるような仕事に出会いたいと思っていました。
そんな僕の発言を聞いた人事担当者の返答はといえば。
「まぁ私も情熱はないですねぇ…」
なるほど。
世の中の人は情熱を持たずに仕事をしているのか……。
はじめてそれを実感した出来事でした。
情熱は人の心を動かす
生きていく上で感動したり、心動かされる出来事があると思います。
その根源は諦めない姿勢だったり、誰よりも努力をしているという背景だったり、何かに打ち込む姿、色々あると思います。
その中でも”情熱”の持つパワーは凄い。
人の感情は伝染します。
暗い話をすれば、聞かされた相手もちょっと暗い気持ちになるし、楽しい話をすれば楽しくなるし、と自然に伝染していくのです。
情熱も同じです。
熱い思いを語られれば、「頑張っているな」「本当に好きなんだな」「力になりたいな」と心動かされる人もいるでしょう。
情熱には人の感情を揺さぶるだけの熱量があって、高揚感やわくわく感がダイレクトに伝わるんです。
そして何より自分自身も、情熱があることで突き抜けることができる。
自信も才能も何もなくたって情熱があれば視界に広がる世界を変えられるんです。
心の奥からわき上がる情熱は冷めない
では、情熱ってどうすれば持てるのでしょうか?
情熱といってもいつか冷めてしまうのでは?
そんな風にイメージする方もいるかもしれませんね。
けれど大丈夫です。
一度火が付いた熱は中々冷めないものです。それは思いつきなんかではなく、心の奥底から湧き上がる強い欲求だから。
なので、心配せず夢中になれるものを見つけたら没頭しましょう。
燃え上がるようなエネルギーが、自らを高揚させてくれて、すべてが良い方向へ回りだします。
情熱は最強の武器になる
例えば誰かを説得するとき、
例えば誰かに何かを購入してほしいとき、
自分の意見を押し通したいとき、
本当にいい物なんだと訴えかけたいとき、
ビジネスシーンでもプライベートでも、あらゆる場面で情熱は武器になります。
それは女の涙とか、同情を買うようなトークとは質が違うもので、どんな人の心でも動かせる可能性があるんです。
だから、情熱を自然に使いこなせる人は必然的に「願いを叶える能力が高い」です。
だって素直に全力で相手にお願いできるんですよ?
僕は情熱こそ最強の武器だと思います。
自分が情熱を捧げられるモノを探そう
情熱を捧げるということは、本気で打ち込む唯一を決めるということです。
趣味でも仕事でも恋愛でも、なんでもいいです。
周りが見えなくなるくらい好きになれること。
それをしているだけで気分も上がるようなこと。
何十時間でもやっていられること。
人生をかけて成し遂げたいこと。
自分のエネルギーを注ぐ先があると、人生は充実して、ポジティブに楽しく生きていくことができます。
またそうして一つに集中することで、それが運よく仕事になる人もいるでしょう。
もしも毎日が退屈で、休日は何もしない…という方がいたら、ぜひ自分の心がこれだ!と思える何かを探しに出かけませんか?
今日の一歩が、未来を大きく変えるかもしれませんよ。